ガダルカナル島からの撤退は、太平洋戦線の最前線であるソロモン諸島において、日本軍の劣勢が決定的になった出来事でした。
以降、堰を切ったように連合軍の攻勢は勢いを増し、逆に日本軍は各所で敗退・全滅(玉砕)を続けていきます。「崩壊する戦線(1)」では、地獄と呼ばれたニューギニア戦線を概観します。
ガダルカナル島からの撤退は、太平洋戦線の最前線であるソロモン諸島において、日本軍の劣勢が決定的になった出来事でした。
以降、堰を切ったように連合軍の攻勢は勢いを増し、逆に日本軍は各所で敗退・全滅(玉砕)を続けていきます。「崩壊する戦線(1)」では、地獄と呼ばれたニューギニア戦線を概観します。
1942(昭和17)年8月7日から始まったガダルカナル島をめぐる日本軍と連合軍との死闘は、10月が終わる頃には日本軍の圧倒的な劣勢となっていました。
本項では、ガダルカナル島をめぐる戦いからの幕引きにいたる過程と、この戦いが日本・連合軍双方に与えた影響を考えます。
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