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1942(昭和17)年8月からの約半年、ガダルカナル島を奇襲上陸した連合軍と、島を奪回しようとする日本軍との間で陸・海・空の壮絶な戦闘が連続して起こりました。

本項では、ガダルカナル島をめぐる戦いのうち、主要な戦闘を占める1942年10月までを追います。

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日本海軍はラバウルのさらに先に基地を進めるため、飛行場をソロモン諸島のガダルカナル島に建設しました。

1942(昭和17)年8月、その基地を奇襲的に奪い取った連合軍と、取り戻そうとした日本軍の間に、陸・海・空の大激戦が約半年間にわたって起きました。

日本軍は結局ガダルカナル島奪回を諦め、撤退作戦を敢行。この一連の戦いにより、日本軍は多くの将兵や、輸送船を含む艦船、航空機を喪失します。

太平洋戦線での連合軍の一方的な進撃が始まる端緒となりました。

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緒戦の打撃からようやく立ち直りつつあったアメリカ軍の反撃が始まると、日本軍の進撃スピードは一気に落ちていき、やがて敗退を続けるようになります。その転換点となる主な戦いは、どのように進められたのでしょうか。

  1. <概要>形勢逆転の太平洋戦線-MO作戦・ミッドウェー海戦・ガダルカナル島をめぐる戦い

  2. ミッドウェー海戦
    1. ミッドウェー海戦(1)作戦目的―ハワイ攻略の前哨戦

    2. ミッドウェー海戦(2)アメリカの執念―解読されていた暗号

    3. ミッドウェー海戦(3)戦闘―主力空母4隻撃沈の悲劇

  3. ガダルカナル島をめぐる戦い
    1. ガダルカナル島をめぐる戦い(1)経緯-日本軍前進基地の奪い合い
    2. ガダルカナル島をめぐる戦い(2)激闘-陸・海・空の死闘
    3. ガダルカナル島をめぐる戦い(3)撤退-太平洋戦線崩壊の足音

 

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