これまでの2回で、日本軍が満州に傀儡国家を建設し、さらに南へ勢力を及ぼそうとしている状況を見てきました。今回、いよいよ日本と中国が全面戦争に突入する過程を描いていきます。
これまでの2回で、日本軍が満州に傀儡国家を建設し、さらに南へ勢力を及ぼそうとしている状況を見てきました。今回、いよいよ日本と中国が全面戦争に突入する過程を描いていきます。
日本は太平洋戦争へ突入するかなり以前から、中国大陸で幾度も謀略を行い、大小の戦闘を繰り返してきました。
太平洋戦争の遠因もこの中国との戦争にあります。
なぜ歴史的にもつながりの深い中国と戦争をすることになってしまったのか。隣国との血生臭い歴史はどのようにして生まれ、その結果何を引き起こしたのか。日中戦争が本格化するまでを3回に分けて考えます。
沖縄戦終結後、いよいよ追い詰められた日本に突き付けられた降伏勧告「ポツダム宣言」。
これは戦争を終わらせる連合国の意思を示しただけではなく、この宣言に沿って戦後の連合国の占領統治は行われたので、戦後の日本のあり方を決めていくという意味でも大変重要なものでした。
ここでは、ポツダム宣言がどのような流れで出され、日本はどのように反応したのかを見ていきます。