フィリピンでアメリカ軍を追い詰め、マレー半島とシンガポールを想像以上の速さで攻略した日本軍は、当初の目的であった南方資源の獲得の最重要目標である蘭印(らんいん、オランダ領東インド=ほぼ現在のインドネシアに相当)への本格的侵攻を始めました。
また、イギリス軍の駆逐を目指しインド洋へ進出したほか、中国軍に対する連合国軍の支援を断ち切るためのビルマ攻略作戦も相次いで実施しました。
フィリピンでアメリカ軍を追い詰め、マレー半島とシンガポールを想像以上の速さで攻略した日本軍は、当初の目的であった南方資源の獲得の最重要目標である蘭印(らんいん、オランダ領東インド=ほぼ現在のインドネシアに相当)への本格的侵攻を始めました。
また、イギリス軍の駆逐を目指しインド洋へ進出したほか、中国軍に対する連合国軍の支援を断ち切るためのビルマ攻略作戦も相次いで実施しました。
シンガポールのイギリス東洋艦隊は、日本軍のマレー半島上陸に対し、軍艦による奇襲攻撃で日本の輸送船を沈めようと考えました。
12月8日、イギリス東洋艦隊の主力である「戦艦プリンス・オブ・ウェールズ」「巡洋戦艦レパルス」と4隻の駆逐艦はシンガポールを出撃し、北上しました。
しかしこの行動は日本軍の潜水艦や偵察機に発見されました。奇襲はできなくなったため、イギリス艦隊は港に引き返そうとしました。