用語解説

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1906年に発表された文部省の訓令。日露戦争後の社会の不安を抑え、学生・生徒が国家目標から逸脱しないように、教育関係者に秩序を乱す諸要因をあらかじめ取り除くよう呼びかけています。特に社会主義に対し強い警戒を示しています。

💡 関連ページ ➡ 戦前の教育(2)軍国主義の中の教育-教育勅語以降から敗戦まで(1890‐1945)

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教学聖旨敎學聖旨(きょうがくせいし)は、1879(明治12)年に内示された、天皇の教育に対する見解を示したもの。明治政府による初の学校教育制度の法令「学制」の有効性を認めつつ、その教育が知識才芸の「末」に走って、人間形成の「本」であるべき徳育をないがしろにしたと批判しています。以下に原文(新字体)を紹介します。

💡 参照ページ ➡ 戦前の教育(1)徳育重視の教育政策への道-明治維新から教育勅語まで(1868~1890)

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1937年から始まっていた日中戦争において、イギリス・アメリカを中心とする連合国は、蒋介石(しょうかいせき)の国民党軍に物資を送り、援助していました。蒋介石を援助するということで、この物資輸送ルートは「援蒋(えんしょう)ルート」と呼ばれていました。日本軍は援蒋ルートを遮断すれば、中国軍は日本に降伏するだろうと考えていました。

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