1945(昭和20)年9月2日、東京湾上、アメリカ海軍の「戦艦ミズーリ」甲板上において、大日本帝国の降伏調印式が行われました。ここに3年8カ月に及んだ太平洋戦争が正式に終結しました。
戦争終結
大日本帝国 降伏文書(1945年9月2日調印)
1945(昭和20)年9月2日、東京湾上、アメリカ海軍の「戦艦ミズーリ」甲板上において、大日本帝国の降伏調印式が行われました。以下は日本の太平洋戦争降伏文書全文です。
ここに太平洋戦争と第二次世界大戦は正式に終結し、日本は戦後を歩み始めました。
ソ連の満州侵攻(下)―絶望の満州から地獄のシベリア抑留へ
前項「ソ連の満州侵攻(上)―参戦準備と戦闘開始まで」では、ソ連が1945(昭和20)年8月9日にソ連・満州国境(ソ満国境)を越えて進行して来るまでを解説しました。
ここでは、引き続きソ連が満洲に侵攻した夏 (文春文庫)から、ソ連侵攻下の開拓民が置かれた悲惨な状況と、シベリア抑留がどのようにして実行されたのか、詳しく見ていきます。