1941(昭和16)年11月16日、連合艦隊の機動部隊※は、大分県の佐伯(さいき)湾に集結。
17日に山本連合艦隊司令長官の訓示を受けた後、敵に目的を悟られないよう、時間をずらし各艦出発し、真珠湾攻撃の出発地である択捉(えとろふ)島・単冠(ひとかっぷ)湾へ向かいました。
11月22日に単冠湾へ集結した機動部隊は、26日朝、ハワイへ向け出発しました。
※機動部隊…空母と艦載機を中心とする部隊で、敵基地や艦船近くまで忍び寄り、艦載機によって空からの攻撃を行う。真珠湾攻撃の場合は連合艦隊のうち、第一航空艦隊を中心とする部隊。