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太平洋戦争はどのように始まったのか。日本のターニングポイントを探ります。

1. 日中戦争から日米開戦へ

   1. 【開戰の詔勅】米國及英國ニ對スル宣戰ノ詔書（原文）

2. どのようにアメリカと戦うのか？旧来の常識を破ったハワイ奇襲攻撃の誕生

3. 真珠湾攻撃―太平洋戦争の衝撃的幕開け

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年表

1941（昭和16）年

11月

12月

日	属性	できごと	戦略	戦術
1	政治	★御前（ごぜん）会議で日米交渉の打ち切り、日米開戦を決定	－	－
8	軍事	★米国ハワイ「真珠湾」（英：Pearl Harbor）を日本軍が奇襲攻撃
	政治	開戦の詔書（米國及英國ニ對スル宣戰ノ詔書）発せられる	－	－
	軍事	日本軍、英領マレー半島のコタバル、タイ南部に上陸
	軍事	米領フィリピン上空で航空戦
10	軍事	マレー沖海戦
16	軍事	戦艦大和就航	－	－
21	政治	日本政府、タイと攻守同盟を締結	－	－
25	軍事	日本軍、香港島を制圧。香港のイギリス降伏

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日中戦争ぼっ発

1937年7月7日、北京郊外の盧溝橋（ろこうきょう）で日本・中国の軍隊による小競り合いが発生（盧溝橋事件）。この事件をきっかけとして、日中両国は戦争状態に突入しました^※。

※戦争となると、国際法により戦争に関与しない第三国は当事国への支援を禁じられる。そのため海外からの物資を必要とし、国際的孤立を避けたい日中両国は宣戦布告をお互いにしなかった。したがって「戦争」という言葉は使えず、日本はこの戦争のことを北支（ほくし）事変、支那（しな）事変、日華（にっか）事変などと呼んだ。日中戦争というのは戦後定着した用語。

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